【iPodとカーオーディオを接続する方法】
iPodを車で聴くには、実際どうすればいいのか、その説明です。

大きく分けて、接続方法は4パターンです。
●FM飛ばし
FMトランスミッターを使います。今お使いのカーオーディオに、FMチューナーさえ付いていればOK。ただし、明らかに音質は落ちます。
●ヘッドフォンジャックからのライン出力
一番安くあがります。ケーブル1本買うだけですから。
●Dockコネクタからのライン出力
管理人はこれです。「Dock」の説明は後ほど。
●専用対応ユニットを使う
これは、今お使いのカーオーディオのメーカーがcarrozzeriaKENWOODALPINEADDZESTなら、機種によっては専用対応ユニットでiPodを接続できます。これが理想的ですね。たっけ、おのちんがこの方法(carrozzeriaのため)です。
では、上記の4パターンに分けて、詳しく説明します。

 FMとばし

FMとばしのメリットとしては
●簡単、配線不要、FMチューナーさえあれば聴ける
逆に、デメリットとしては、なんといっても
●音質が落ちる
FM電波で出力/入力するのですから、当然FM並みの音質でしかありません。ですので、おすすめはしません。
多くの場合、ヘッドフォンジャックにFMトランスミッターを差し込むだけ。右上の写真のFMトランスミッター「Griffin iTrip2 」は、7000円くらいです。iPodから電源供給されるので、電池は不要です。

 ヘッドフォンジャックからライン出力

ヘッドフォンジャックからのライン出力
●コストが断然安い、音もiPodほぼそのまま
というメリットが。デメリットは
●見た目がスマートではない、iPodのボリューム調整が必要、iPodの電源を入れたり切ったりしなければならない。
iPodの上からケーブルが出るので、ちょっと取り回しがしづらいですね。
音はHDD内のデータ→ボリュームの回路→出力という順になるので、ヘッドユニットでのボリューム調整もできますが、iPod本体でもボリュームを調整できます。これは、iPodをはずして使っていたあと、車に持ち込んだら思いもよらぬ大きな音が出たり(スピーカーを痛めます)、あるいは毎回音量を調整しなおしたりと、これが意外と煩わしいんです。あるいは逆に、車で使っていた後、ヘッドフォンで聴くときにいきなり大音量だったりしたら、耳痛めますよね(ヘッドフォンも)。
また、あくまでもヘッドフォン代わりに、車のスピーカーから音が出ている、というだけですので、iPodの電源も車に乗り降りの際にいちいち入れたり切ったりしなければなりません。
ただ、上記のデメリットを理解した上でなら、あるいはとりあえずつないで使ってみたいとかなら、コストはケーブル代(1500円くらい)だけで済みます。

▲iPodの上方、右側の穴がヘッドフォンジャックです。ここにミニプラグを差し込めばOK。ケーブルを差したところは、なんとなく、邪魔くさそうでしょう?

図1のように、ヘッドユニットの後ろに「外部入力」さえあれば、そこへ差し込むだけです。「外部入力」は、メーカーによってはカタログや説明書に「LINE入力」「AUX IN」「RCA入力」と書かれている場合があります。
最近のヘッドユニットの多くは、外部入力が備えられています。ですが、もしなくても、CD/MDチェンジャーなどが取り付けられていれば、チェンジャーは「ライン入力」+「バス入力」(バスは、チェンジャーをコントロールするためのコネクター/ケーブルです)で接続されていることが多いので、チェンジャーをはずしたあとの「ライン入力」を利用して、iPodをそこに接続することが可能となる場合があります。

 Dockコネクタからライン出力

Dockコネクタからのライン出力のメリットとしては
●音の劣化が一番少ない、スマートに取り付けられる、充電も可能、電源のオン・オフは自動
となります。デメリットは
●予算を多少多めに用意しなければならない
とは言っても、3000円〜7000円くらいですが。
●では、「Dock」とは?
まず先に、「Dock」の説明をします。これは、iPod特有のコネクタ形状で、PCやMacにつなぐときも、ここを利用します。PCやMacにつなぐときはDock→USB(iPodに付属)あるいはDock→Firewire(オプションであります)のケーブルを利用します。Dockにつなぐと、PCやMacからiPodをコントロールしたり、充電ができるのです。これを利用したケーブルが、各社から出ているのです。
ここにつなぐと、内部のボリュームの回路は通りません。HDDのデータ→Dockという流れになりますので、ボリュームはヘッドユニットでコントロールします。それに、回路をひとつとばして音が出てくるわけですから、その分だけ、ピュアな音が出てきます(あまり違いはわかりませんけどね/笑)。

▲iPodの底の部分に、長方形に開いた穴。ここが「Dock」です。Dockコネクタを差したところも、見た目にもすっきり。

多くのメーカーは、図2のようになっています。見た目は各社色々ありますが、概念としてはどこもこのような感じになります。
先に書いた通り、Dockには各種の端子が集まっています。そこで、ここにさえつなげば充電もできるのです。ほとんどの製品の場合、充電しながらライン出力、という造りになっています。
そこで、さらなるメリットとして、先に書いた電源のオン・オフがあります。エンジンをかけると、シガーライターに電気が通り、つないだiPodに充電(通電)が始まります。コレを感知してiPodも電源が入るのです。音はポーズ状態になります。逆にエンジンを切ると、充電(通電)が終了し、iPodがまたそれを感知して、ポーズ状態になります。そしてそのままにしておくと、数十秒後に自動的に電源がオフに。ああ、なんてかしこいのでしょう(笑)。これはヘッドフォンからのライン出力にはない、大きなメリットです。

▲管理人が使っているBELKINの「Tune Base」です。シガーライタープラグからアームが伸びていて、その先にDockコネクタが。そこにiPodを差します。
そのシガーライタープラグ部分の下(裏)に、ミニジャックの穴が開いています。

 専用対応ユニット

さて最後に専用対応ユニットですが
●Dock出力のメリットに加え、ヘッドユニットでほぼすべてコントロールできる、ヘッドユニットでの表示も可能
となります。デメリットとしては
●予算がかかる、4メーカーしか対応していない
金額は、すでに対応ヘッドユニットをお使いであれば1万円ほどで済みますが。
iPod側への接続は、4メーカーともDockコネクタに差し込むカタチになっているので、「Dockからライン出力」のメリットはそのまま同じです。

▲これがiPodアダプターです。意外と小さく、どこにでも収まりそうです。車種にもよりますが、タイヤ館すえひろではおよそ30分〜1時間ほどの作業です。

iPodアダプターとヘッドユニットの接続は図3の通り「バス」を使います。先に書きましたがこの「バス」というのは、本来チェンジャーをコントロールするためのコネクタですので、コレを使うということはすなわち、iPodをコントロールできる、ということですね。この「バス接続」のおかげで、iPodのコントロールやヘッドユニットへの表示が可能になるのです。
4メーカーとも、このiPodアダプターの使用可能機種は、現行機種の多くと、他にもすでに販売が終了している昔の機種にもけっこう対応しているので、今お使いのヘッドユニットがもし、carrozzeria・ALPINE・ADDZEST・KENWOODのいずれかであれば、とりあえず確認してみるといいでしょう。
表示に関してですが、各メーカーとも英語のみ、英語/カタカナ、英語/カタカナ/漢字のフル表示と対応機種によって違いがあるようですので、実際購入を検討する際には、確認してください。

▲フォーカルポイントコンピュータのFMモジュレーター「Griffin iTrip2 」。

▲オーディオテクニカのミニプラグ→ピンプラグケーブル「AT5A60」1.5mで1575円。

▲ProClipで販売しているDockコネクタ→ライン出力は、ブライトンネット社製「CAR AUDIO CABLE for iPod」、5800円です。

▲管理人の使ってるものの、アーム部分がないタイプです(Dockコネクタ→ライン出力)。BELKIN社「Auto Kit for iPod」日本名「オートチャージャー」です。4980円。

▲iPodに対応しているカーオーディオのカタログには、上記の統一マークがついています。

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